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2023年8月31日木曜日

カブトムシの体は2つではないの?

  3年生が理科の学習をしていました。3年生は、来週、昨年度も来ていただいた鳥取ふるさと大使の田村昭夫先生といっしょに昆虫の学習をします。田村先生は元教員で、郷土の歴史などにも大変お詳しいのですが、昆虫の専門家でいらっしゃいます。学会や採集で全国いや世界を蝶のように飛び回っておられます、日本海新聞日曜版の「みみちゃんクラブ」の1面でも、昆虫についてよく記事を書いておられますので、ご存知の方も多いと思います。
 それはともかく、この時間は「昆虫のからだは、頭・胸・腹の3つからなっている」という基本的なことを学んでいるようでした。その途中、ある子が「カブトムシは昆虫だけれど、2つだったような気がする?」と発言したのです。きっとこれまでの自身の体験から思ったのでしょう。
 それを耳にした担任の先生は、すかさず「じゃあ図鑑で調べてみましょう」と促され、図書館から借りてきていた図鑑を配布なさった。タブレットではないので、子どもたちは、わいわいいいながら、索引をひき、図鑑をのぞき込み、答えを探していきました。そして、クワガタなどとも比較しながら、よくみると3つの部分があることを確認したのです。




 3年生はすごいなあと感じたので、ご褒美に?「校長先生からの大事なアドバイス」をしておきました。
 「いいかい。勉強した通り、昆虫のからだは頭・胸・腹の3つでできているよね。ところがね、テストの時にね、必ずね、「頭」のことを「顔」、「腹」のことを「おなか」と答える人がいるんだよなあ。もったいないよね~。君たちは気を付けてね~。」と。(笑)

〈おまけ〉
 昼休憩。曇りのため、ひどい暑さを感じなかったようで、楽しそうに遊んでいました。