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2023年2月10日金曜日

くらしを守る 琴浦大山警察署見学

  学校のほど近くにJR赤碕駅があります。5年ほど前、八橋警察署が廃され、赤碕駅南に新しく琴浦大山警察署が設置されました。万が一島根原発で原子力災害が起こった時には、ここが拠点になる想定のようで、山陰道の車中からもよく見える、かなり大きな建物です。
 3年生は「くらしを守る 警察の仕事」という学習で、警察署を見学させていただきました。校長自身も用事があって何度か1階フロアーにはお邪魔したことはあるのですが、建物内部の見学は初めてです。
 まずは3階の広い部屋でお話を聞きました。対応してくださったのはKさん。たくさんの質問にも答えていただきました。警察官の装備品も見せていただきました。





 広い道場を見せていただいたあとは、生活安全刑事課の中に入らせていただきました。生活安全課は、俗にいう「刑事さん」たちの仕事部屋。この時も男女数人の刑事さんたちが机に向かってお仕事をしておられました。不審者訓練とかメディア講演会など、指導助言者あるいは講師としてよく学校現場においでいただくFさんもお仕事中でした。ちょいとご挨拶をして傍らを静かに通過します。

 お仕事の邪魔をしないようにそ~っと部屋の隅を移動。奥まったところにいくつかの小部屋を見つけました。その狭い部屋の中には、スチール机1つと向かい合わせにパイプ椅子が置かれています。もうお分かりですね。刑事ドラマでお馴染みの部屋です。この部屋でカツ丼が本当に食べられるかどうかは、残念ながら聞きそびれました(笑)。

 最後に、パトカーを見学させていただきました。トランクの中の装備品を見せていただいたり、助手席や後部座席に乗せていただきました。



 パトカーを見せてくださった自動車警邏隊、マスク姿のSさん。お話しするときはニコニコされているのですが、運転席にお座りになったとたんに、表情がお変わりになったように感じました。ビシッと厳しく…。ついつい、私までがビシッと…(笑)。

 本校校区には箆津駐在所があり、そこのM駐在さんはパトロールのため学校によくお越しになり、子どもたちも名前を覚えています。そして、近くにある大きな警察署。地元密着の駐在さんと、素早く機動的に対応する警察署員の方々。この「縦糸と横糸」で私たちの安全は守られているにちがいありません。この社会科の学習を通して、子どもたちが気づいてくれたら嬉しいな。

〈おまけ〉
 見学の最後、校長は子どもたちに尋ねてみました。
「将来、鳥取県警の採用試験を受験してみたいと思う人ぉ~?」
「は~~~~い!」
「忖度なし」で数名の受験希望者がいました。本日説明・案内してくださったKさんもニッコリ。人材が欲しいのは、県警も教育現場も同じようです。