本校ではNIEに取り組んでいます。児童は月に1度、新聞感想文が課題として出されます。興味を持った記事を選び、その感想や意見を書いて週明けに提出します。その中から、いくつかを担当教員が日本海新聞「若者の声」に投稿しています。本校児童の投書がちょくちょく「若者の声」に掲載されているのはそのようなわけです。
実は、12月22日付の本校6年生の投稿をお読みになった鳥大医学部付属病院のスタッフから、突然学校あてにメールが届きました。それは、手術ロボットや付属病院について知っていただきたいので、オンライン院内ツアーをしませんかというお誘いでした。これは新聞投書欄のつないだご縁。ぜひお願いしましょう。
その準備のため、先日お二人が来校されました。今日もスタッフが2名来校され、機材調整・運営にあたってくださいました。
鳥取大学医学部付属病院を紹介するDVDを見ながら、看護師長、広報部スタッフの方がオンラインで説明してくださいました。病院には2000名の方々が日々働いておられるそうです。
そして、手術室などの環境、「ダビンチ」はじめ3台の手術ロボットについて、説明をしてくださいました。
写真中央の心臓血管外科のDrは、国内でも数人しかいらっしゃらない、ロボット手術の指導的立場のお医者様。このDrが、説明してくださいました。ロボットが3つのユニットから構成されていることや、大変微細な動きを再現できること、切開部が小さくて済み患者さんの負担が軽く治癒が早いことなど、ロボット手術のよさについて語ってくださいました。
その後は子どもたちからの質問です。手術ロボットの値段や、資格がいるかなど質問をしました。画面向こうの3名の方は、一つ一つの質問に丁寧に答えてくださいました。また、鳥大付属病院はロボットを3台有し、ロボット手術の先進的な病院であることなどもおしえてくださいました。
(質問コーナー。オンラインで質疑応答です。廊下側には食い入るように画面を見る職員の姿も見られます。日本海新聞の記者さんもお越しでしたので、記事が掲載されると思います。まあ、そもそもが日本海新聞の「若者の声」欄が取り持ったご縁です。) 楽しい時間はあっという間に過ぎました。新聞の投書欄がとりもったご縁。6年生は、卒業前にめったにできない体験ができました。