校舎を巡っていると、1年生の教室はとてもしずか。担任の先生とICT支援員さんと、なにやらタブレットで学習をしています。手元をのぞき込んでみると、はは~ん、時計の学習のようです。
「時計を読むこと」や「時間と時刻」。この頃の子どもたちにとって、かなりハードルの高い学習です。算数セットの教材の箱の中に、小型の時計が含まれていて、その針を指で動かしながら学習した体験をお持ちの方も多いはず。その姿は基本、今も昔も変わりません。
なんといっても、数は10の束にすると1つ位が繰り上がりますが、時間はそうはいきません。60の束で進みます。さらに午前12時間と午後12時間で合わせて24時間。混乱するのも頷けます。
「特効薬」はないのですが、一番効果的な対策は、生活の中で意識させてみることかな。理屈ではなかなか理解できません。「今、何時?」「あと何分?」とか、生活の中で時折尋ねてみるのもよいと思います。生活で使うために学ぶのですから、使えればもう完璧です。
6年生は理科室でなにやら実験中のよう。
おおぞら1年生は、マンツーマンで学習中。時折唸りながら頑張っています。