今日の2校時から3校時にかけては、全校芸術鑑賞の時間。「カンジヤマ・マイム」による「おしゃべりなパントマイム」の公演です。
パントマイムというと、皆さまも脳裏に「白塗り・無言」で、独特の動きをご想像なさるでしょう。しかし、今回の公演は「おしゃべりな」もの。観客に積極的に話しかける、いわば話芸とコラボしたものです。パントマイムのすごさを伝えるだけではなくて、想像力を働かせれば、だれでも動作や表情、体だけを使って自由に、かつ幅広く表現できるというすばらしさを、子どもたちに直にお伝えになったように思います。
日本語に多い「オノマトペ(擬態語・擬音語・擬声語)」だけで表現する作品も披露してくださり、豊かな語彙や表現を持つ日本語を生かした表現についても目を向けさせてくださいました。
出演はAさん(藤倉先生ご自身 黄色の服)、Bさん(男性 青い服装)、Cさん(女性 ピンクの服)の3名のみ。
(大きく膨らんだ風船に手を引っ張られて伸びあがります。)
(本校の図書館司書さんも特別出演。ステージで「銅像」に変身です。本校の図書館にサイン入りの著書をプレゼントしていただきました。明日より貸出可です。)
代表の藤倉健雄先生は教育演劇学博士。早稲田大、上智大で教えておられ、偶然にもわが母校でも教えておられました。3年前までNHK「おかあさんといっしょ」の中にあった「パント!」コーナーの振付・監修をしておられ、ステージ上でそのいくつかを再現されると、本校の子どもたちもちゃーんと覚えていました。(ネットで検索すると、永六輔さんとの出会いなどインタビュー記事が出ています。是非ご覧ください。)1時間15分ほどのステージでしたが、子どもたちにとって、とっても楽しい時間になりました。
公演終了後、道具類を多摩ナンバーのワゴン車に積み込み、次の米子市弓浜部の小学校へ大急ぎで向かわれました。再会を期待したいと思います。