6年生は一連の人権学習の中で、実に多くの皆さんに出会いました。ただ出会うだけでなく、その生き方や考え方に触れて学びを積み重ねてきました。担任の先生は、学んだことを短くまとめ、教室に掲示してこられました。いつでも振り返ることができるためです。そして、今日の3校時には、清元院住職の井上英之さんをお招きしました。
井上先生はすでにおなじみです。以西地区遠足の時には雑巾がけレースの会場となり、生活科の学習で「修業」する清元院の和尚さんでもあります。過日は、赤碕・船上2小のPTA保護者研修会でも講演をしてくださいました。
実は井上先生は社会科の先生として中学校にお勤めだった経験をお持ちです。学級担任として、あるいは生徒指導担当としての体験をもとに、6年生の子どもたちに自分自身・自分のクラスをを振り返るように導かれました。どんなクラスを作るのか、それはそのまま自分事です。
8日金曜日、校長は再び「中国大会」に参加していました。1日に米子市で開催された中国大会は「中国地区小学校長会」の主催、8日に鳥取市で開催された中国大会は「中国地区小学校社会科研究協議会」の主催です。前者では分科会提案発表者として、後者では指導助言者として私の役は異なりますが、1週間を挟んだ中国大会の「はしご」なんてあまり聞いたことがありません。
8日は社会科の研究大会で、東部地区の5校が学習を公開され、各県の代表が実践を発表されました。鳥取県の代表の一人として中部地区の先生が発表された分科会で、私は指導助言を行いました。そういえば本校に教諭で勤めていた6年前、私もこの中国大会島根松江大会で「鳴り石の浜」の実践を発表しました。なにかご縁を感じます。