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2023年6月24日土曜日

4年生算数授業研究会

  金曜日の午後、IPU環太平洋大学次世代教育学部前田一誠教授をお招きして4年生の算数授業研究会を開催しました。前田先生に本校研究の指導をお願いして4年目になります。もうすっかりお馴染みですね。
 この4年生は2年生の時に「三角形と四角形」の学習を前田先生に観ていただいています。前田先生もよく覚えておられました。
 今日の学習は「1億を超える数」。1兆の位、つまり13桁の数、あるいはそれ以上の数を作る活動を通して、10進法のすごさを確かめるものです。
 学習冒頭は1兆までの数を作り、どちらが大きな数なのか先生と競うゲーム。ゲームなので当然盛り上がります。写真はその様子です。その後、気づいたことをまとめ、0~9の数字を全部使うなど、条件を変えながら大きな数を作りました。
 算数とは直接関係ありませんが、今回参観して、私が大変嬉しかったことがあります。それは、この学年が、入学以来これまで培ってきた集団としての長所(それは知的好奇心が強いとか、学びや活動に向かう意欲が高いことなのですが)を、しっかり保持していて、失っていないことでした。さらに、友だちが前に出て発表するときには自然と「頑張ってね」「いってらっしゃい(決して茶化しているのではありません)」と声をかけたり、友だちの意見に「は~、なるほどね」と反応したり、不正解であろう意見が出ても「はぁ、そうかあ、そんな考え方もあるなあ」と受けとめたり…。このような集団としての姿を見て、大変うれしく思いました。(1・2年時の担任もとても喜んでいました。)
 では、そんな様子をお伝えしましょう。





  算数の世界にも導きます。