バスから降りて、いよいよ「鳴り石の浜」へ到着。ここでは、護岸工事から自然海岸を守り、「鳴り石の浜」の名付け親でもある岩田弘さんにアクティビティへのご協力をお願いしました。岩田さんですからもちろん快諾していただき、子どもたち全員とジャンケンをしていただき、お話をしていただきました。
観光客の方も入れ替わり立ち代わりやってこられ、景色を楽しんだり、写真を撮ったりしておられます。東側ではサーファーが波乗りをしていました。
(波は穏やかでしたが、波の引き際には「カラコロカラコロ」と音が響いていました。) この「鳴り石の浜」。いまではパワースポットとしてずいぶん有名になり、マスコミに取り上げられ、地図にも記載され、交差点の名前にもなりました。途切れることなく観光客が訪れるようになり、修学旅行生が立ち寄ることもあります。高度成長期の護岸工事の危機を乗り越え、手つかずの自然が残されたふるさとの円礫海岸の価値を「発見」し、知恵を集め、取り組みを進めたのは地元を元気にしようと立ち上がった有志の皆さんです。本校では「鳴り石の浜プロジェクト」の皆さんの願いとその活動・経緯を教材にしています。教諭時代の私は、この「鳴り石の浜」の学習を取り上げて社会科の中国大会で発表しましたが、大変好評でした。本校社会科の自慢の実践でもあります。おっと、また筆が滑りました。
班ごとに記念撮影を終えたら、国道9号線を渡ってトレセンへ。そこで、お弁当・おやつを食べ、班ごとに風船バレーなどをして楽しみました。
その後はバス・徒歩などそれぞれで下校しました。(校長は出張で最後までいることはできませんでした。残念…。)
保護者の皆様、今年度の全校遠足「成美 3rd」は天候にも恵まれ、このように楽しく終えることができました。ご理解・ご協力、ありがとうございました。
では、全校の皆さん、すでにGWは後半です。この土日、天気はあまり良くない感じですが、どうぞ安全に楽しく過ごしてください。8日、月曜日に元気な顔で会いましょう。