５年生の教室を通りかかると、なにやら教卓の周りにみんなが集まっている。ん？と近寄ってみると、先生はトイレットペーパーの芯をアイロンに見立てて、アイロンの安全な扱い方をお話しされているよう。先日こんな感じでミシンを学んだ５年生は「縫う」作業を終えて、きっと次のステップ「アイロンかけ」に移ったんのでしょう。
しばらくすると全員が家庭科室へ移動して、今度は本物のアイロンを見ながら、説明を受けていました。その後実際に使ってみたのでしょうか。
こちらはトイレ。並んでいるスリッパに割符のようなイラストがついているのは、実は保健委員会の仕事。スリッパが乱れないように人気のあるキャラクターのイラストを利用して、整頓を呼びかけているものです。
見ていただきたいのは、それとは違う、スリッパのような薄い対の貼り物。実は５年生が国語の学習で制作したものです。国語の学習の中で、学校生活から課題点を探し、どうすればよくなるのか話し合い、それを実行するという単元です。今年度、トイレ掃除を多く担当している５年生は、トイレのスリッパの整頓や、トイレのきれいな使い方について話し合い、それらを呼びかけるポスターや貼り物をすぐに製作したというわけです。教科の学習から実践へ。なかなか素敵な学びだなあと思いました。
よく地域の方が、季節に応じたいろいろなものを学校に届けてくださいます。先日、美しい花を届けてくださり玄関に飾らせていただきました。
