小学校で学習する教材・題材は、時代とともに変わっていきます。新しい発見や事実などを反映して中身も更新・訂正されますし、学び方自体も時代に合わせて随分変わります。
国語も例外ではありません。そんな中で、いくつか変わらない教材もあります。例えば新美南吉の「ごんぎつね」、ほかに「スイミー」とか「お手紙」とか。多くの皆様が学んだ記憶をお持ちでしょう。
国語も例外ではありません。そんな中で、いくつか変わらない教材もあります。例えば新美南吉の「ごんぎつね」、ほかに「スイミー」とか「お手紙」とか。多くの皆様が学んだ記憶をお持ちでしょう。
5年生が現在使用している科書に、椋鳩十「大造じいさんとがん」が取り上げられています。雁の狩猟が認められていたころの話ですから、ずいぶん古い話なのですが、優れた表現や文章、心情を映す自然描写の巧みさなど、名作といわれるだけあって他には代えがたいのかもしれません。
教室前を通りかかると、5年生はちょうど「大造じいさんとがん」の学習を始めるようでした。先生は、雁や雁の群れ、囲炉裏や自在鉤(じざいかぎ)、板の間の写真など、現代の子どもには想像が難しいであろうものを写真で提示しておられました。また、ICT全盛であっても、難しい言葉は国語辞典で調べるよう促しておられました。
おおぞら。予定をノートに書き込んでいます。
4年生は算数。 6年生の人権の学び。毎回の要点を子どもたちがいつでも振り返ることができるように、教室の中に向けて掲示されています。