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2022年6月3日金曜日

下水道の仕組み

  この前琴浦町の「上水道」について学んだ4年生。今回は「下水道」について学びました。町内にも小規模ながら似たような施設が2か所あるのですが、見学コースが整っている大規模な施設を選びました。北条バイパスを東行し、天神川を渡り切った時に、右手に見える白色の大きなコンクリート建築群を、皆様は一度はご覧になったことがあると思います。「鳥取県天神川流域下水道公社」の「天神浄化センター」です。

 到着して最初は説明を聞いたり質問したり、浄化する微生物の様子を顕微鏡で見たりしました。後半は施設見学です。
 最後の最後まで質問に答えてくださいました。また、子どもたちも感想を伝えることができました。
 そんな様子をお伝えします。



(これら微生物が分解して水をきれいにしてくれます。)

(トイレには、トイレットペーパー・トイレに流してもよいように作られたティッシュ以外は流してはいけません。)

(屋上には太陽光パネルがびっしり。でも、下水処理の過程で使うわけではなく、売電しているとのこと。空きスペースの有効活用。1km先に日本海が見えます。)

(処理場の中は、水、(微生物のために)空気を運ぶ大型パイプ、束ねられたケーブルなどが張り巡らされていました。)

(最終沈殿池。ここの水はほぼ透き通っています。)

(最終的な汚泥は、県外業者に引き取られ肥料となるそうです。リサイクル率100%だと胸を張っておられました。)

(この大きな「ケーキ」の文字に気づくと、見学に来た子だもたちは胸躍らせるそうです。しかし、何のことはない「汚泥を固めたものをケーキという」ことがわかると一瞬で元気をなくすそうです。)

(24時間稼働を止めてはいけないので、非常事態に備えて発電機が用意されています。軽油を燃料とするディーゼルではなくて、船舶みたいにA重油を燃料とするエンジンです。)
 上水道下水道、両方を見学に行った学年は最近ないのではないかな。見学のあと、子どもたちは「楽しかったあ~」と言っていました。関係者の皆さん、ありがとうございました。