学校HPはこちら

2022年6月29日水曜日

ふるさとを知る

  3年生は総合の学習で「ふるさと 琴浦」について学んでいます。前回はそのスタートととして「鳴り石の浜」を訪ね、岩田さんと出会いましたね。今日は海岸近くの都合4か所を巡る小さな旅に出るようです。(琴の浦PAで出発する修学旅行団のバスを見送った後、校長は神﨑神社に向かい、今度は3年生と合流です。)

 神﨑神社。赤碕小の東隣にあり、向拝天井の巨大な龍の彫刻をはじめ、社殿あちこちにある精緻な彫刻が有名な神社です。ご祭神は素戔嗚尊ですが、古来より「荒神さん」と親しまれ、人々の信仰を集めてきました。町バスのいつもの運転手さんは「昔、祭礼はすごくにぎやかでね。店も人もすごかった。私はこの境内で迷子になったこともある。」と言っておられました。今日は、山崎宮司様のお話を聞きながら、本殿玉垣の中にまで入らせていただきました。海にかかわる話は大変興味深いものでした。私は西隣の赤碕小に教諭・教頭として都合10年間勤務しましたが、拝殿正面の浦島太郎の彫刻、拝殿扉左右の武内宿祢と応神天皇・神功皇后の話、日光東照宮の彫刻をモデルにした話などは知りませんでした。3年生たちは、わかりやすく、おもしろい宮司様の話に引き込まれていました。「もう少し時間があれば。」と宮司様。子どもたちもちょっぴり残念そうでした。



(「手水」の使い方を教わります。)

(参道の真ん中は神様のお通りになるところ。少しずらして歩きます。)



(山崎宮司様。後ろの彫刻は、神功皇后(息長足姫))



(天井の「龍」は、3Dで測定したところ全長16m。日本一の大きさではないかとのこと。コロナ禍以前は、ドラゴンズファンの多い愛知・名古屋方面からの観光客が多かったそうです。)

(向かって左の彫刻が、応神天皇を抱く武内宿祢。)