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2022年4月29日金曜日

公民館の屋上から

  3年生は毎年この時期になると、お隣りの成美地区公民館を訪ねます。目的は屋上に上がらせてもらい、社会科の学習をすることです。公民館主事さんは、「今年もこの時期が来ましたね~。」といつも笑顔で迎えてくださいます。今回は公民館長さん直々に教えていただくことになりました。

 屋上では各自が方位磁針を使って「東西南北」を確認します。そして学校の周りにはなにがあるか自分の目で確かめるのです。(本当は学校の屋上で見渡すことができればよいのですが、本校はおしゃれな瓦屋根で、屋上にあがることができません。ですから毎年、隣接公民館の屋上に上がらせていただいているというわけです。)
 北には平野が開け、集落の屋根や山陰道が見え、奥には日本海が広がっています。東には勝田川が流れ、西には城山が壁のようにあって、南には遠く山々が連なる。ざっとこんなことに気づきます。



(東には勝田川と親水公園)





(北側。こども園の屋上、勝田川・成美橋。左端には旧安田小学校の校舎も見えます。そして日本海が広がっています。)

(この角度からの校舎はあまり見なれません。おっと、よく見ると販売を終えた「ヤクルトさん」が映っておられます。)

〈本当にありがとうございます〉
学級園の準備のために、耕してくださっています。ところが、石がかなり埋まっているようで、この石を取り除く作業が必要です。




2022年4月28日木曜日

明日からはGW

  5校時、校長対象のオンライン研修が始まるわずかな時間に校舎を再度巡回しました。ちょうど1年生の教室から元気のよい声が聞こえてきました。

 どうも本校の教員について学んでいる?ようでした。3階から降りてくると「こうちょう先生~。」なんて声が聞こえてくるものですから、また1年教室を覗きに行かねばなりません。
 同じように声が聞こえたのか、教頭先生も2階にやってこられました。そこで改めて1年生に呼んでもらい、順番に教室に入ってごあいさつをさせていただきました。もちろん管理職2人ともサービス精神旺盛ですから、楽しいごあいさつです。



 5年生は漢字テスト。短時間で集中して。



 6年生は図工。練習教材をつかった混色の学習かな。



 4年生は「自主学習」の説明のようです。

 明日からは長い連休が始まります。どうぞ健康安全に気を付けて、楽しいGWに。

校内陸上記録会開催

  今年度の町児童陸上大会は中止になり、記録を持ち寄ることになりました。短期ではありますが、そのため放課後に陸上練習期間を設定して取り組んできました。今日は本番にあたる記録会です。 

 今日はそれぞれの種目を行うとき以外には、相互に応援をするというルールです。大勢に見守られながら競技し、記録を残していきます。
 まずは準備運動。


 50mハードル走。




 長休憩前からは1~3年生も応援に駆けつけてくれました。代々の船上の応援スタイル(手拍子とか本校流のリズムに乗った声援とか)を全校でとりながら、各学年のリレーを応援しました。全校が一つになって応援するというのは素敵なものです。

(下学年応援団。3年生はリーダーとなって、応援を引っ張ります。これも本校の伝統です。)





 


 昨年度は初の午前中開催として、運営を変更して町児童陸上大会を開催しました。残念ながら、今年度は、町内4年生以上の全児童が、八橋小学校校庭で競い合うことはできません。来年度の開催を期待したいと思います。

2022年4月27日水曜日

赤ちゃんの時ね お風呂にいれてもらったよ

  午前中は「鳴り石の浜」に出かけていましたので、午後に再度校舎を巡回しました。どんな感じで学習をしているかな。

 1年生は道徳の学習かな。小さな赤ちゃんの写真をもとに、みんなとってもにこにこしていました。「〇〇さんも、◇◇さんも、こんな時があったんだよね~。」と先生の投げかけに、みんなが微笑むやら、笑いだすやら。でも、なにか楽しそう。「赤ちゃんの時ね~、お風呂に入れてもらっていたよ。」そんなことを言い出す子もいました。1年生は何をしても言っても愛らしい。







 学んだあとには、振り返りもちゃ~んとします。

 4年生は算数の「角」の学習。

 5年生は学級のキャラクター「たけのこマン」の作品を考えているよう。ネットで情報を集めながら、オリジナルをめざしているよう。

(意見を交わしながら。一見、自由に離席し、勝手におしゃべりしているように見えて、実はちゃ~んと自分自身で制限をかけている。これは昨年度4年生のときにクラスが獲得した学習スキルの一つです。5年生になっても当然活用します。)

鳴り石の浜にて

  3年生は総合の学習で「ふるさと琴浦」について学びます。その学習のスタートとして、校区直近の「鳴り石の浜」をみんなで訪ねることになりました。偶然にも岩田さんが校長室を訪ねてこられていたので、「是非ご一緒に」とお願いしたところ快諾してくださいました。

 岩田弘さんについては、ご存知の方も多いと思います。まさに「海人」。若い頃より、そして今も海に潜り、自然環境の変化を調べ、時には警鐘を鳴らしてこられました。環境を守る活動を長年続けてこられ、その活動が認められ大臣表彰を2度受けられました。海藻や海の生き物に大変詳しく、自然環境の復元のため「海のゆりかご」アマモの定植を進めたり、30年かけてここ赤碕にヒジキを根付かせたりされたのは岩田さんです。今でも毎日のように海岸清掃をしておられます。(ウェットスーツ姿で海岸にいると、海上保安官がよく「職務質問」をしてきますとのこと。事情が分かると「お疲れ様です」と。笑)海だけではなく、水流の源となる船上山の清掃活動にも取り組んでおられます。(この時校長室を訪ねてこられたのは、もともとの縁日であるこの日、船上山頂に鎮座される船上神社に登山参拝して、ヒジキが豊かに成長した御礼を言上した帰りでした。すべてに感謝。岩田さんはそんなお人柄です。)
 高度成長期、コンクリートで護岸を固める工事が大規模に進められたとき、自然の大切さを訴え、周りの理解を得られない中でも反対を貫かれました。紆余曲折があり、結果、この場所だけ手つかずの自然海岸が残され、今の「鳴り石の浜」になったというわけです。ふるさとでは当たり前すぎて誰もその価値に気づかなかった円礫海岸に、「鳴り石の浜」と名付けたのは、誰あろう、岩田さんご自身です。
 「鳴り石の浜プロジェクト」が始動し、訪れる人などめったにいなかった自然海岸が、人気のパワースポット、県下有数の観光地にまで変貌しました。その経緯については、本校の4年生は社会科で詳しく学ぶのですが、今日の子どもたちはまだ3年生。岩田さんと出会って、一緒に「自然にひたる」、そんな時間になりました。

(曇りで風は少し強かったけれど、「自然にひたった」時間でした。)





(「みつけたど~」って感じかな。)

(協力して運んだ大きな石をベンチにおいて、さあ次は‥)

(ひたすら石を取り除いて、深い穴を掘ろうとするグループも。)

(春から夏にかけてのこの季節は、波が小さいので寄せる石も小さなものばかり。これまで私が見てきた石はもう少し大きめで、引き波によってカラカラ・ゴロゴロと鳴るイメージでした。私自身、この場所は時折訪ねるのですが、新しい発見でした。小さな礫の石だから、波打ち際にできる斜面もかなり急です。)

〈おまけ〉





(リクエストにお応えして)

2022年4月26日火曜日

オンライン PTA総会

  校長室を臨時のスタジオにして、オンラインのPTA総会です。




 新年度役員さん、どうぞよろしくお願いします。