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2022年5月23日月曜日

あたりまえの「水」を学ぶ

  4年生は社会科で「水はどこから」の学習をしています。蛇口をひねれば勢いよく出てくる水。あたりまえすぎてふだん何も考えずに利用しています。「この水はいったいどこからくるのか」という問いが、この単元のスタートです。

 4年生にとって、これまで考えたこともない課題を提示され、頭をひねって考えることになりました。上水道の水は「きれいで、安全安心で、大量に、いつでも使えて、しかも安いこと」が必須になりそうです。勝田川の水でもないし、船上山ダムの水でもなさそうです。
 役場上下水道課より事前にいただいていた資料をもとに、琴浦の水について調べました。水源は地下水であり、町内には17か所の水源地があること。大父水源地の井戸は160mもの深さがあること。町内に張り巡らされた配水管の総延長は160kmにも及ぶこと‥。
 その水道システムを管理しているのが、琴浦町役場上下水道課であることから、今日はその職員さんをGTとしてお招きしました。(実はこの職員さんは毎回お世話になる方で、船上小には何度も来ていただいています。上下水道課は10名。そのうち上水道担当者は4名。この4名で琴浦の上水道システムを支えておられます。)



(配水管の一部です。実物の長さは5m程度だそうで、管を次々とつなぐようです。)





(これは漏水を発見する聴音機。路面に置き、流れる音を聞き分けます。漏水があると音が高く聞こえるそうですが、スキルも必要とのこと。)