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2022年9月12日月曜日

鳥取県民の日

  今日は何の日?
 本日9月12日は「とっとり県民の日」。
 昔、歴史の勉強で、明治新政府のもとで新しい国づくりが始まったと学習しました。それは殖産興業であり、富国強兵であり、文明開化などという言葉で学びました。極東にある小さな島国が、欧州の列強国に追いつけ追い越せ、そんな時代だったようです。
 さて、地方制度も新設されました。廃藩置県により、鳥取藩領(もともと「藩」という言葉自体江戸時代を通してほとんど使われていなかったのですが)をもとに鳥取県が置かれました。鳥取藩はもともと兵庫県播磨地方にも領地(飛び地)を持っていましたから、現在の鳥取県と兵庫県の一部を中心に成立したのが初代「鳥取県」でした。数か月後、兵庫の飛び地は鳥取県から離れ、代わりに隠岐諸島が一時編入されるなど(隠岐諸島は元来幕府領ですが松江藩の預かり地でした。明治になると隠岐騒動が起こるなどしてその所属が二転三転します。)しました。明治4年(1871年)から明治9年頃のことです。
 ところが明治9年に、理由は判然としませんが鳥取県自体が島根県に合併されるという事態が起こりました。鳥取県岩美町から島根県益田市までは実に東西320km、県庁は松江市に置かれました。当時の人々はどのような状況だったのでしょう。
 明治13年頃から鳥取県再置運動がおこり、ついに明治14年9月12日、参議山県有朋の現地視察を経て鳥取県再置が正式に決定され、現在に至ります。
 平成10年、この9月12日は「とっとり県民の日」となりました。学校でも、この事情を子どもたちに伝えたり、県作成のパンフレットを配布したりしています。ちょうど、校舎内を巡回したときに1年生は、そんな学習をしたところでした。
 (1年生は「トリピー」を描いているようでした。)

 そのほか。これはその時間の4年生。担当の先生、ATM先生と一緒に外国語の学習中。

〈おまけ〉
 2年生の「花火」が打ち上げられました。教室の背面に掲示してあったので、思わずパチリ。