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2022年9月14日水曜日

「剪定」作業は何のため

  たまたま3年生の教室前を通りかかると、社会科の学習をしていました。社会科の学習は、明後日、島根大学の加藤先生に参観・指導していただく予定の単元です。
 この時間は梨栽培の作業を年間カレンダーにまとめているところでした。3年生の子どもたちは総合的な学習の時間を使って、摘果、小袋掛け、大袋掛け、収穫、選果場見学などの共通体験をしています。でも、さらに調べてみると、梨栽培には年間を通して様々な作業があることがわかりました。3年生は、実は摘果や袋掛けというわずかの作業しか体験していなくて、知らないところで入江さんがずっと世話をしてくださっていることに改めて気づきました。
 担任の先生は、枝を切ったり整えたりする作業の写真を提示されました。(「剪定」という言葉を知っている子もいて驚きです。)なぜ枝を切る必要があるのでしょう。3年生の長所は自由闊達に自分の意見を発表することですが、この時間も自分の考えを次々と発表していました。彼ら彼女らがすごいのは、これまでの自分たちが体験した作業やその経験を根拠として、自分の言葉で伝えてようとしていることです。「〇〇ですよね。」と言いながら説明する姿に、参観者まで楽しくなります。
 では、明後日しっかり学習してくださいね。加藤先生もすごく楽しみにしていらっしゃいますからね。