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2024年3月12日火曜日

卒業式全体練習

  今日の3校時は全校の卒業式練習。起立着席のタイミング、国歌、校歌およびよびかけの練習を行いました。全校の練習は今日で2回目。第1回目、校長は用事があって参加していませんので、今回初めての参加となりました。初回の練習の様子をたまたま来校されていた町教委SSWさんが見ておられて、教務の先生のピシッとした指導を受け、全校がピシッとした姿で取り組んでいたことを、とても喜んでお帰りになりました。

 さて、校長が今日の練習の中で一番驚くとともに嬉しかったのは校歌。
 コロナ禍では声を出したり、合唱したりすることはご法度でしたから、学校現場では大声で校歌をうたうことも、歌唱や合奏を楽しむこともできなくなりました。儀式的な行事で校歌を歌う機会は少なくなり、指導もできませんでした。本校でも例外ではなく、今年度になってようやく元に戻り始めました。でも、「歌を忘れたカナリア」状態…。
 コロナ前のような声量での校歌をしばらく聞いたことはありませんでした。校歌だけあって、歌詞には似通った表現が混じり、3番までありますから、歌詞を正確に覚えているかどうか怪しい状態でした。コロナ禍でしたから当然といえば当然でしょう。
 ところが、卒業生はもちろん、在校生の1年生から5年生まで、どの学年も大きな声で校歌を歌っているではありませんか。学年の列の前を歩きながら声の大きさを聞き比べてみましたが、どの学年もとても頑張っていました。
 呼びかけもしかり。5年生からは、次期リーダーとしての自覚があふれでる感じです。あまりに嬉しかったので、終了前に一言話す機会を設けてもらい、たくさんほめるとともに激励しておきました。卒業生には、「6年生さん、よかったね~。ここしばらくで一番大きな声で校歌を歌ってもらえるよ。だから卒業式は絶対休んじゃいけないよ。」とこっそり伝えておきました。