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2024年3月27日水曜日

お客様をお迎えして

  昨日は職員総出で廃棄物品の搬出作業を終えました。各教室もご覧の通り片付けが進み、新年度に向けて着々と準備が始まっています。


 職員室では、新年度に向けた会議が開かれ、片付けや準備でそれぞれの先生が忙しくしておられます。(春休みは子どもたちにとっては休みでも、教職員にとってはまったく休みではありません。かえって1年間で1番忙しいのかもしれません。)

 私事ですが、このたび私は本校校長を最後に退職することになりました。残務を終了することと、校長室を片付け、新しい校長先生に全ての職務を引き継ぐための準備をしています。
 ここ数日、校長室には多くのお客様がお越しになり、長い教職生活を労ってくださったり、名残を惜しんでくださったりしています。弘済会の方々をはじめ、懇意にしてくださった地域の方であったり、お世話になった業者の方であったり、CSや戦略会議の方であったり…。皆様のお力添えをいただきながら、校長としてなんとか勤めてきたんだなあと改めて気づかされ、感謝の気持ちでいっぱいです。皆様、本当にありがとうございました。
 そんな中で、午前中からお昼にかけて、これまでお世話になった事務職員さんたちがサプライズでお花やお菓子を贈ってくださいました。
 お昼には、開校当時、学校を立ち上げるため同志として一緒に燃えた先生方がお越しになり、今も本校に残る職員を交えて懐かしいひと時を過ごしました。
     (開校初期、新しい船上小学校を作ろうと一緒に燃えた仲間です。↓)
 
 さらに、夕方には、児童と保護者がお手紙とプレゼントを持って訪ねてきてくださいました。重なるように、先日赤碕中学校を卒業した教え子たち(教諭として最後に担任し、かつ、校長として最初に卒業証書を手渡した学年の子どもたち)数人が訪ねてきてくれました。中学での楽しい思い出や、それぞれ夢に向かって高校に入学することを輝くような表情で語ってくれました。本当に嬉しいですね。担任時代に戻ったような楽しい時間になりました。

  (ついでに教頭先生から許可を受けて、懐かしい校舎内を探検する卒業生たち)

 この記事を書いているまさに今、教材を扱う書店の社長さんが社員を連れて校長室を訪ねてこられ、丁寧なご挨拶をしてくださいました。38年前、私が大学を出てすぐの右も左もわからない新米講師だった頃、先代の社長さん(お父さん)は、若いだけで力のない私でもまったく分け隔てなく温かく接してくださいました。それがもとになってご縁が続き、長い間懇意にさせていただいてきました。人をつなぐ一番大事なものは、結局人柄だと思います。