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2024年3月18日月曜日

初音

  うぐいすは「春告鳥」と言われます。その年に聞く最初のうぐいすの鳴き声が「初音」です。私の自宅裏は低い山が続いていて鳥たちの棲み家でもあるようで、毎年うぐいすの初音を聞きます。今年は3月12日に出勤するために車に乗り込もうとしたときに聞こえてきました。春の到来を実感しますね。
 実は16日の土曜日、修理の業者さんが来校されるため開錠する必要があり、朝早く学校にやってきました。写真の通り澄み渡った青空が広がり、気持ちの良い朝でした。その時、うぐいすの鳴き声を聞いたのです。本当はずっと前から鳴いているのでしょうが、私は学校周辺で初めて聞きました。ついつい口笛で鳴き声を真似していると…。
 うぐいすっておもしろいですよね。ライバル出現とでも思ったのかどうか、繰り返し繰り返し、鳴き声を競うように返してくるんですね。何度も何度も。私も負けずに、鳴き方を多少変えながら口笛を吹き続けます。そのたびに必ず返してくるのです。玄関駐車場横のクスノキの枝から声は聞こえてくるのですが、葉に隠れて姿はなかなか見えません。
 肝心のうぐいすの初音は、まだまだ上手ではありません。しかし、しばらくするとずいぶん上手になります。やはり鳥であっても練習を重ねると上手になるのですね。ひとくくりに人間と一緒にすることはできませんが、継続は力なのでしょう。おっと、ごめんなさい。子どもたちに関係することではありませんでした。

(今年は桜の開花が例年より遅いのかもしれませんね。まだほとんどが蕾です。)


〈若者の声〉