少し遅めですが３年生は、あまんきみこ作の物語「ちいちゃんのかげおくり」を国語で学習しています。ひょっとして音読の宿題が出ているのかもしれませんので、３年生の保護者の方はすでに毎日聞いていらっしゃるかもしれませんね。（例えば料理をしながらとか何かしながら背中で聞いてもよいので、ぜひ毎日聞いてあげてくださいね。繰り返しますが音読は学びの基本中の基本です。文章を上手に読めるようになって損することは何ひとつありません。）ご存知ない方は、是非一度読んでみてください。「戦争」を取り上げた、とてもとても悲しいお話です。
物語を一通り読んでも、今の３年生にとって、空襲？、戦争？、逃げまどう？、町があとかたもなくなくなる？、たくさんの命が失われる…？など、理解ができないことがほとんどでしょう。そんな中でも、この物語の学習を通して、国語本来の読み取る力を伸ばすことはもちろん、その情景や登場人物一人ひとりの気持ちを自分の心の中で想像し、自分の言葉で表現できるようになればなぁと思います。それが、きっと、３年生の子どもたちの心をより深くしてくれるでしょう。さあ、がんばって！３年生のみなさんと担任の先生。
